【警戒レベル突入！あなたの周りでも広がるインフルエンザ】

「家族や自分を守るために。軽い症状でも注意したい今年のインフル事情」

今年のインフルエンザは、例年よりも早く流行が始まり、全国的に患者数が急増しています。

厚生労働省がまとめる定点医療機関の報告数は、すでに複数週にわたり「警報レベル」を上回る地域が出ており、専門家も注意を呼びかけています。

また、医療現場からは、今年は 「比較的症状が軽く見えるケースでもインフルエンザ陽性となる」 という声が報告されています。

もちろん、「軽症＝危険」という意味ではありませんが、症状の出方に個人差が大きいため、軽い喉の痛みや倦怠感だけで始まる場合もあるようです。

こうした背景から、今年は次のような点に気をつけたいところです。

◆ 見逃しやすいポイント

1. 発熱が遅れて出ることがある

高熱がインフルエンザの典型的な症状ですが、今年は喉の痛み・鼻水・だるさが先に出て、

発熱が“後から出てくる” というケースも医師から報告されています。

2. 「軽い風邪かな？」と思ってもインフルの可能性

必ずしも強い症状からスタートしないため、本人が気づかずに外出し、周囲に感染を広げてしまうリスクがあります。

3. A型（H3：香港型）が中心で広がり方が早い

国の流行状況でも、今季は A/H3 が多く報告されています。この型は「症状に幅がある」ことが特徴で、軽症のように見えても油断はできません。

◆ 今すぐできる予防対策

• 人混みではマスクを活用する

• 室内のこまめな換気

• 手洗い・手指消毒の習慣を戻す

• 少しでも体調に違和感があれば無理して外出しない

• 家族や高齢の方にうつさない意識を持つ

特に今年は流行が早く医療機関が混みやすいため、「早めの予防」がとても重要になっています。

◆ まとめ

今年のインフルエンザは「軽症に見えるケースもある」「症状の出方に幅がある」と医療現場の報告があり、例年以上に見逃しやすい傾向が指摘されています。

ただし“軽症＝危険” と断定されているわけではありません。

大切なのは、症状が軽くても「念のため注意して様子を見る」という姿勢。

家族や自分を守るためにも、今年は少し早めに、そして丁寧に対策していきましょう。