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能登ボランティア
2025.4.25
2025年4月18日から19日にかけて、JSA本町分会のメンバーと有志の方々、合計10名で能登のボランティア活動に参加しました。
2024年1月1日16時10分に発生した能登半島地震から時間が経過していますが、現地ではまだまだ復興には程遠い状況を強く感じました。
活動内容
1日目は、地震後の2024年9月に発生した豪雨による水害で被害を受けたお宅の側溝の泥などの撤去作業を行いました。



輪島市災害ボランティアセンターに集合後、担当の方から説明を受けました。その後、お借りした軽トラックに必要な資材を積み込み、ボランティアを必要とされているお宅へ向かいました。


活動を開始した当初は、側溝がどこにあるか分からない状況でした。
Before








After







2日目は二手に分かれ、それぞれのお宅で自宅や倉庫の片付けを行いました。
損害保険ジャパン株式会社、長野支店の方々もボランティア活動に参加されておられました。










現地の声と地域存続への課題
現地の方々とお話しする中で、衣食住といった基本的なライフラインは以前のように整いつつあるものの、輪島に暮らす「若い世代」とされる年齢層が60代からで、それより若い方はほとんどいないという切実な声が聞かれました。そのため、「復興したとしても、地域の存続が不安だ」という懸念も示されました。
このような現状を踏まえると、単なる物理的な支援にとどまらず、“助け合い”の精神に基づいた持続可能な地域支援のあり方を改めて認識させられました。
自然の猛威と復興の道のり
また、輪島の民宿周辺や2日目に訪れた海岸などで現地の様子を実際に確認したところ、事前に報道やSNSなどで目にしていた「1〜3メートルの隆起」という情報をはるかに超える体感がありました。
特に満潮時の海岸では、白く塩を吹いた岩が多く露出しており、これまで海中にあったはずの場所が、確かに陸地となっているのがはっきりと分かりました。この光景は、自然の力の恐ろしさ、そしてそれが人々の生活に与える影響の大きさを、改めて肌で感じる機会となりました。
写真で見る、能登の復興と課題








































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